お母さんにはいつも笑っていてほしい。
でも常にお母さんは闘っていて、とっても忙しくてかんばっているんです。
しかも心配事はたくさん。
当然、悩みのたねもいっぱい。
そんな“悩みのたね”、少しでも解決のお手伝いができればと、よくある質問を載せてみます。
悩みのたね その26
歯肉炎を改善させるには
前回、歯肉炎についてご説明させていただきました。
今回は、これらの歯肉炎を改善していくにはどうしたら良いか。
歯肉炎はしっかりと磨いて汚れを落とすことが大切です。自宅で磨く際も出血があるかもしれませんが、それは悪い血なので炎症を抑えるためにもしっかりと磨きましょう!
歯ブラシの毛は歯と歯ぐきに対して直角になるようにあて、2~3mm程度で小刻みに前後に振動させます。 一度に磨くのは1~2本の歯で、一箇所につき20回以上、小刻みに振動させます。 歯の裏や奥で毛先を直角にあてにくい場合は、45度にあてます。
歯肉炎の先には歯周病といって、歯を支えている骨(歯槽骨)の吸収に伴い、歯の揺れが起こったり、最悪の場合抜けてしまう可能性もある恐ろしい病気もあります。
今のうちから正しい磨き方を身につけることが大切です。
そして、お口がポカンと空いているお子様は口呼吸によりお口の中が乾燥し、唾液で流れるはずの細菌が歯や歯茎に繁殖することによって炎症も起きやすいと言われているので注意が必要です。
その他の悩みのたね
- その1 指しゃぶり
- その2 乳歯のむし歯
- その3 唾液パワーってすごい!
- その4 歯ぎしり
- その5 こどものおやつ 幼児編
- その6 歯の王様!6歳臼歯
- その7 こんな時こそ、お口ケア
- その8 乳歯の生え替わり
- その9 バイオフィルムをやっつけろ!!
- その10 むし歯の進行が速い乳歯
- その11 知っていますか?朝食のウワサ
- その12 元患者の私が気づいた「小児歯科の工夫」
- その13 ご自宅でできる「歯医者に慣れるための練習」
- その14 夜型生活はむし歯になりやすい・・・!?
- その15 歯医者の麻酔は敵?味方?
- その16 どうしよう?!こどもの歯のケガ、口のケガ!!
- その17 お口のストレッチ"あいうべ体操"!の凄いパワー
- その18 大人が楽しんで笑うって大事
- その19 むし歯予防に!キシリトールのこと
- その20 噛む、食べるは“学習”なんです
- その21 嬉しい報告
- その22 子どもの中のジェラシー
- その23 ピカキッズについて
- その24 ごめんなさい、何度も聞かせてください、、
- その25 歯肉炎について
- その26 歯肉炎を改善させるには