お母さんにはいつも笑っていてほしい。
でも常にお母さんは闘っていて、とっても忙しくてかんばっているんです。
しかも心配事はたくさん。
当然、悩みのたねもいっぱい。
そんな“悩みのたね”、少しでも解決のお手伝いができればと、よくある質問を載せてみます。
悩みのたね その5
こどものおやつ 幼児編
こんにちは!
歯科衛生士の城ヶ崎です。
こどもにとって楽しみな毎日のおやつタイム🍭
どんなものをあげればいいだろう?
甘いものはまだあげたくない…
などなどよくご質問がある『おやつ』のこと。
今回は、『こどものおやつ 幼児編』についてお話します
おやつの目的
- 補食
消化機能が未熟なこどもは一度にたくさんの量はたべられないので、食事だけでは取りきれない栄養をおやつで補います。
こどもにとっておやつは、食事の一部と考えましょう - リフレッシュ
おやつの楽しい時間が、心と体のリフレッシュになります。コミュニケーションも深まりますね♪ - 食育
手軽に食べられるおやつは、食べるって楽しい!と教える絶好のチャンスです!
こどもと一緒に食材を選んだり、おやつ作りをしたりして、食への意欲、好奇心を育てましょう。
おなかがすくのは元気いっぱい動いている成長している証拠です!
でも欲しがるときにいつでも与えていると、ご飯を食べなかったり、むし歯や肥満の原因になることも。。
そこで、おやつをあげるときのポイントです!
ルールを決めましょう!
- 時間をきめる
おやつの時間は食事と食事の間の時間帯がいいでしょう。
1〜2才 午前と午後の1日2回
3才〜 午後に1回
だらだら食べはむし歯になりやすくなるので、気をつけましょう! - 量をきめる
いくらお腹がすいてるからといって欲しがるだけあげてしまうと、ご飯をしっかり食べられなくなったり、偏食の原因にもなります。もちろん、むし歯リスクもグーンとあがります!
お皿に取り分けたり、ジュースはコップに入れてあげるなどして、量を決めあげすぎに注意しましょう。 - 足りない栄養素をとりいれる
おやつ=甘いもの である必要はありません!
甘いおかしは絶対だめ!ということではないですが、むし歯菌も甘いのがだーいすきです。あげすぎには注意して、栄養が偏らないようにしましょう。
おにぎり、蒸しパン、ヨーグルト、チーズ、くだもの 、おいもなど、満足感が得られるものがおすすめです。くだもの+ヨーグルトなど、組み合わせるのもいいですね♪
おやつは毎日のことです。あまり神経質になりすぎずに、市販のものを組み合わせたり工夫して、『楽しいおやつタイム』にしましょう☆
食べたあとは、お茶を飲んだり、ぶくぶくうがいでお口の中にも甘いものが残らないようにし、夜寝る前の仕上げ磨きの習慣を心がけましょう♪
困っていることやわからないことがあればいつでもご相談ください!
歯科衛生士 城ヶ崎
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